【中文】
1、高弹性、强度提高20%,东丽开发新型碳素纤维
日本东丽公司11日宣布,在保持高弹性模量的同时,开发成功了强度提高约20%的新型碳纤维“Trecca M46X”。今后,以钓具、自行车、高尔夫球杆等运动用途为首,推进广泛的用途开拓。预计2024年度投入市场。
2、原子能机构等,从纤维素到凝胶材料开发高强度、多孔质
日本原子能研究开发机构从木材中含有的具有天然结构的“纤维素”中开发出了高强度的多孔质凝胶材料。在与天然纤维素具有相同结构的纤维素纤维中掺入低浓度的氢氧化钠,冷冻后加入柠檬酸溶解即可制成。我们知道,通过冻结结构的变化而发生凝胶化。该技术有望应用于金属和二氧化碳(CO₂)回收材料等领域。
3、用熔盐电解CO₂…炭提取→作为燃料源的同志社大学提出的尖端技术内容
同志社大学的后藤琢也教授提出,将熔盐作为电解质,通过电解从二氧化碳(CO₂)中提取木炭,并将此活用为能源。这项技术还可以提取木炭以外的物质。在与大金工业的合作中,最近也成功合成了碳化物。以这样的研究成果为基础,考虑到CO₂的有效利用产生的碳负性。
4、将贫铀再生成蓄电池“雷德克斯流电池”,有望成为世界首例
日本原子能研究开发机构开始开发利用不进行核裂变、不用于原子能发电的贫铀的蓄电池。使用铀的蓄电池充电损耗低,由于原料是准国产,预计会以较低的价格销售。如果能进行详细的原理验证,将是世界上第一个成果。考虑到2035年与可再生能源和核电站合作,构筑能储蓄剩余电力的结构。目标是有效利用废弃物的贫铀,作为资源和平利用。
5、厚度12μm…Lintech开发的薄膜标签功能
Lintec公司开发出厚度为12微米的薄膜标签材料“PET12微米标签”和专用标签机。与一般的标签相比基材控制在4分之1的薄,制造和废弃时的二氧化碳(CO₂)排放量削减约3成。设想在化妆品和日用品的标签上使用。贴标签机配备了能从剥离薄膜上剥离薄膜标签的部件。
【日本語】
1、高弾性で強度20%向上、東レが新規炭素繊維を開発
東レは11日、高弾性率を維持しながら、強度を約20%高めた新規炭素繊維「トレカM46X」を開発したと発表した。今後、釣りざおや自転車、ゴルフシャフトなどのスポーツ用途をはじめ、幅広い用途開拓を進める。2024年度に市場投入予定。
2、原子力機構など、セルロースからゲル材開発 高強度・多孔質
日本原子力研究開発機構は木材に含まれる天然構造を持つ「セルロース」から高強度な多孔質のゲル材料を開発した。天然のセルロースと同じ構造を持つセルロースナノファイバーに低濃度の水酸化ナトリウムを混ぜ、凍らせた後にクエン酸を加えて溶かすと作れる。凍結することによって構造が変化することでゲル化することが分かった。金属や二酸化炭素(CO₂)の回収材料などに応用できると期待される。
3、溶融塩でCO2電気分解…炭抽出→燃料源に、同志社大が提案する先端技術の中身
同志社大学の後藤琢也教授は、溶融塩を電解質にした電気分解により二酸化炭素(CO₂)から炭を取り出し、これをエネルギー源として活用することを提案している。この技術は炭以外の物質を取り出すことも可能。ダイキン工業との取り組みのなかでカーバイドの合成にもこのほど成功した。こうした研究成果をもとに、CO2の有効活用によるカーボンネガティブにつなげる考えだ。
4、劣化ウランを蓄電池「レドックスフロー電池」に再生、世界初の成果目指す
日本原子力研究開発機構は核分裂せず、原子力発電に使われない劣化ウランを利用した蓄電池の開発に乗り出す。ウランを使った蓄電池は充電ロスが低く、原料が準国産であるため、低価格での販売が見込める。詳細な原理実証ができれば世界初の成果となる。2035年には再生可能エネルギーや原発と連携し、余剰電力を蓄電できる仕組みを構築する考え。廃棄物の劣化ウランを有効活用し、資源として平和的に利用することを目指す。
5、厚さ12μm…リンテックが開発した薄膜ラベルの機能
リンテックは厚さ12マイクロメートル(マイクロは100万分の1)の薄膜ラベル素材「PET12マイクロメートルラベル」と、専用ラベリングマシンを開発した。一般的なラベルと比べ基材を4分の1の薄さに抑え、製造や廃棄時の二酸化炭素(CO₂)排出量を約3割削減する。化粧品や日用品の表示ラベルでの利用を想定する。ラベリングマシンは薄膜ラベルを剥離フィルムから剥離できる機構を搭載した。