【中文】
1、东京大学创业公司成功开发出可弯曲携带的“硅太阳能电池”
东京大学创业公司SOEL(千叶县柏市,高宫寿美社长)以建设现场的零碳化、简易安全的除碳化能源采购为目标,与奥村小组共同于2023年11月开始了实证实验。利用SOEL拥有的轻便可弯曲的可旋转太阳能电池,从代替办公室和现场办公场所临时集装箱的电力开始,开发其他现场的使用方法。
2、用一口井发电数万千瓦以上 NEDO挑战“超临界地热资源开发”的现状
以新能源产业技术综合开发机构(NEDO)为中心推进的超临界地热资源开发构造调查试锥(先导井)钻探即将开始,该构造调查试锥可在单口井中实现数万千瓦级以上的发电。在国外,冰岛实现了喷气。美国、新西兰也在着手开发。作为下一代可再生能源,面向2040—50年的商业化,终于进入深层挖掘的阶段。
3、电力削减效果是年均十亿日元 近畿大学光信息传输能量减半的新技术
日本近畿大学产业理工学部电气电子工学科验证了能源效率高的光信息传输技术。扩展了作为信息通信的基础设施技术使用的光通信用接收机的信号恢复功能。确认了根据条件能源效率可达到过去2倍的信息传输性能。考虑到光信息通信使用的能源使用量正在增大,期待能减少耗电量,消除地区信息差距。
4、产品高度控制在1 - 2成 日本航空电子面向半导体装置等的“伺服加速计”小型化
日本航空电子工业试制出了面向半导体制造设备等的伺服加速计。在保证了该公司现有产品的低噪声性能的同时,将产品的高度降低了1—2成,有助于空间的有效利用。预计将会吸引想要准确掌握半导体制造装置振动的制造企业的需求,同时还会应用在平板显示器(FPD)制造装置和地震观测上。以2024年以内上市为目标,价格将单独估计。
5、世界最高水平的冷却性能 东大和爱信成功开发“固体制冷剂”
作为替代对全球变暖有影响的气体制冷剂的技术,“固体制冷剂”的研究正在推进。东京大学研究生院理学系研究科的大越慎一教授和爱信的联合研究组27日宣布,成功开发出了冷却性能达到世界最高水平的固体制冷剂。通过施加压力或释放压力使温度上升或下降的“压力热效应”观测了绝热温度的巨大变化。该技术旨在广泛应用于电动汽车(EV)的热管理等领域。
【日本語】
1、曲げて運べる「シリコン太陽電池」開発、東大発スタートアップが成功
東大発スタートアップのSOEL(千葉県柏市、高宮寿美社長)は、建設現場のゼロカーボン化、簡易で安全なオフグリットエネルギー調達を目指し、奥村組と共同で2023年11月に実証実験を始めた。SOELが保有する軽くて曲がるローラブル太陽電池(写真)を活用し、事務所や現場詰め所スペースの仮設コンテナの電力代替からスタート。そのほかの現場における使用方法を開発する。
2、井戸1本で数万kW級以上を発電、NEDOが挑む「超臨界地熱資源開発」の現在地
新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)を中心に進める1本の井戸で数万キロワット級以上の発電を実現する超臨界地熱資源開発の構造調査試錐(パイロット井)掘削が始まる。海外ではアイスランドが噴気を実現。米国、ニュージーランドも開発に着手している。次世代再生可能エネルギーとして2040―50年と見られる事業化に向け、いよいよ深部掘削のステージに入る。
3、電力削減効果は年数十億円…光情報伝送のエネルギー半減、近畿大が新技術実証
近畿大学産業理工学部電気電子工学科は、エネルギー効率が高い光情報伝送技術を実証した。情報通信のインフラ技術として使われている光通信用受信機での信号の復元機能を拡張。条件次第でエネルギー効率が従来の2倍になる情報伝送性能を確認した。光情報通信に使うエネルギーの使用量が膨らんでいることを踏まえ、消費電力の削減や地域の情報格差解消につながると期待される。
4、製品高さ1-2割抑制、日本航空電子が半導体装置など向け「サーボ加速度計」小型化
日本航空電子工業は半導体製造装置など向けのサーボ加速度計を試作した。同社従来製品が持つ低ノイズといった性能を保ちつつ、製品の高さを1―2割抑えたことで、空間の有効活用に貢献する。半導体製造装置の振動を正確に把握したいメーカーの需要を取り込むとともに、フラットパネルディスプレー(FPD)製造装置や地震観測での活用も見込む。2024年度内をめどに発売を目指し、価格は個別見積もりを想定する。
5、世界最高水準の冷却性能…東大とアイシンが「固体冷媒」開発に成功
地球温暖化への影響が懸念されるガス冷媒に代わる技術として「固体冷媒」の研究が進む。東京大学大学院理学系研究科の大越慎一教授とアイシンの共同研究チームは27日、世界最高水準の冷却性能を示す固体冷媒の開発に成功したと発表した。圧力を加えたり開放したりすることで温度が上昇および下降する「バロカロリック効果(圧力熱量効果)」で大きな断熱温度変化を観測した。電気自動車(EV)の熱マネジメントをはじめ幅広い用途での活用を目指す。