【中文】
1、三益半导体投入770亿日元新建300mm硅晶圆专用工厂
三益半导体工业将在群马县高崎市现有工厂的邻接地新设300毫米硅片专用工厂大楼。目前土地已经取得,预计将新投入770亿日元建设硅片制造用厂房,以及电、煤气、水等多功能设备。8月即将开工,预计2025年7月竣工。
2、松下能源将量产能量密度提高5%的电池
松下能源为了量产将能量密度提高5%的车载锂离子电池(LiB),与电池用硅制造商英国Nexon(牛津)签订了买卖合同。该公司将采购Nexon新开发的高容量且可抑制电池充电时膨胀的碳化硅(SiC),用于2025年起Pana Energy在美国堪萨斯工厂批量生产的LiB负极材料。合同年数、数量目前尚未公开。
3、新方法去除氚 电分解放射性污染水
东京理科大学的安藤静敏教授等人开发出了从放射性污染水中去除氚的方法。向污染水中添加碳化物粉末和硅矿石粉末搅拌后,对水进行电解。氚的衰减率约为9.02%,分离效率较高。作为一种新的放射线物质分离技术,其应用前景值得期待。
4、面积减少78% 罗姆开发面向可穿戴设备的接近传感器
日本罗姆公司面向无线耳机等可穿戴设备开发并上市了小型接近传感器“RPR - 0720”,其产品面积比以往产品减少了约78%。通过优化结构实现了小型化。其特点是传感器内的发光元件的输入电压大,即使使用锂离子电池(LiB)时也不需要升压电路。为确保应用的小型化和增加电池容量的安装空间做出贡献。不含税的样品价格为300日元。
5、车载显示屏采用AGC新技术开发防反射胶片
AGC开发出了具有防反射(AR)性能、抑制白色模糊感的“低反射烟雾AR”。防止反射的同时,在自然光等明亮的场所也兼顾高对比度。除微型发光二极管(LED)显示屏和医用显示器外,将来还将扩大在车载显示屏上的应用。目前已经开始对样品进行评估,计划年内投放市场。
【日本語】
1、300mmシリコンウエハー専用新工場、三益半導体が770億円投入
三益半導体工業は群馬県高崎市にある既存工場の隣接地に、300ミリメートルのシリコンウエハーの専用工場棟を新設する。土地は既に取得してあり、新たに770億円を投じてシリコンウエハー製造用建屋と、電気・ガス・水道などのユーティリティー設備を建設する。8月に着工し、2025年7月の竣工を予定している。
2、パナソニックエナジーがエネルギー密度5%高めた電池量産へ
パナソニックエナジーはエネルギー密度を5%高めた車載用リチウムイオン電池(LiB)の量産に向け、電池用シリコンメーカーの英ネクシオン(オックスフォード州)と売買契約を結んだ。ネクシオンが新たに開発した高容量かつ電池充電時の膨張を抑えられる炭化ケイ素(SiC)を調達し、2025年からパナエナジーが米カンザス工場で量産するLiBの負極材に使う。契約年数・量は非公表。同材料を使い電池を量産するのはパナエナジーが初という。
3、トリチウム除去で新手法、放射能汚染水を電気分解
東京理科大学の安藤静敏教授らは、放射能汚染水からトリチウムを除去する手法を開発した。汚染水に炭化物粉末とシリカ鉱石粉末を添加して撹拌した後、水を電気分解する。トリチウムの減衰率が約9・02%となり比較的高い分離効率であることが分かった。新たな放射線物質の分離技術として応用が期待される。
4、面積78%減、ロームが開発したウエアラブル機器向け近接センサーの全容
ロームはワイヤレスイヤホンなどのウエアラブル機器向けに、従来品より製品面積を約78%削減した小型近接センサー「RPR―0720」を開発し、発売した。構造の最適化により小型化を実現した。センサー内の発光素子の入力電圧が幅広く、リチウムイオン電池(LiB)使用時でも昇圧回路が不要なことが特徴。アプリケーションの小型化や電池容量を増やすための実装スペース確保に貢献する。消費税抜きのサンプル価格は300円。
5、車載ディスプレーで採用へ、AGCが新技術で反射防止フィルム開発
AGCは反射防止(AR)性能を持ち、白ぼけ感を抑える「低反射スモークAR」を開発した。反射を防ぎながら、自然光などの明るい場所でも高いコントラストを両立する。マイクロ発光ダイオード(LED)ディスプレーや医療用モニターのほか、将来は車載用ディスプレーでの利用拡大を目指す。サンプルの評価を始めており、年内をめどに市場投入を目指す。