【中文】
1、三菱化学集团世界首次开始研究“聚碳酸酯树脂的再生”
三菱化学集团开始研究将聚碳酸酯(PC)树脂的化学再利用事业化。8月,福冈事务所(北九州市八幡西区)将完成每年可处理6吨的实证设备,并将在2023年度进行实证实验。30年启动了同1万吨规模的设备,以事业化为目标。该树脂的化学再利用是世界上第一次。
2、静冈大学和名古屋市大学开发的“全固体远紫外光源”的杀菌性能
静冈大学的根尾阳一郎副教授和名古屋市立大学的松本贵裕教授等人开发了全固体远紫外光源。波长为230纳米。因为被皮肤表面吸收所以对人体安全。不含水银,可以小型化。可用于对农场、畜舍、医疗设施等进行杀菌。
3、日立造船开发出容量5倍的全固态锂电池
日立造船宣布,已开发出容量在5000毫安时提高的全固态锂离子电池(LiB)。试制品将于15日在东京国际展示场(东京都江东区)举办的展览会“国际二次电池展”上展出。今后将进一步高容量化,以在宇宙航空相关产品和真空装置相关设备等中进行产业利用为目标。
4、燃料电池用气体扩散层的一半薄 帝人的独有技术
帝人开发了厚度50微米和业界最薄的燃料电池用气体扩散层(GDL)。将极细的纤维状碳通过独有的造纸技术与对位芳族聚酰胺纤维组合而成的结构。由于不需要像以往的碳纤维片那样赋予防水性的微孔层(MPL),因此能够薄且低成本。通过新的GDL,燃料电池的小型化、高性能化的同时,与使用了这个的新的电极膜的共同开发相连。
5、用X射线检查世界最高分辨率 东丽开发了的电池方式荧光体面板
东丽开发出了能够通过数字X射线检查实现世界最高分辨率的单元方式的闪烁体(荧光体)面板。采用按像素设置隔板的单元方式,实现厚度400微米、线宽20微米的隔板。在JIS标准中,焊接接头的辐射穿透测试方法达到了最严格的标准。计划在2024年通过核电站的配管检查和飞机零件检查等实现新型闪烁体的实用化。
【日本語】
1、三菱ケミカルGが事業化検討、世界初「ポリカーボネート樹脂の再生」の中身
三菱ケミカルグループは、ポリカーボネート(PC)樹脂のケミカルリサイクルの事業化に向けた検討を始めた。8月に福岡事業所(北九州市八幡西区)に年6トンを処理できる実証設備を完成させ、2023年度中に実証実験を行う。30年に同1万トン規模の設備を稼働し、事業化を目指す。同樹脂のケミカルリサイクルは世界初となる。
2、静岡大と名古屋市大が開発、「全固体遠紫外光源」の殺菌性能
静岡大学の根尾陽一郎准教授と名古屋市立大学の松本貴裕教授らは、全固体遠紫外光源を開発した。波長は230ナノメートル(ナノは10億分の1)。肌の表面で吸収されるため人体に安全。水銀を含まず、小型化できる。農場や畜舎、医療施設などの殺菌に提案していく。
3、容量5倍の全固体リチウム電池開発、日立造船が産業利用へ
日立造船は、容量を5000ミリアンペア時に引き上げた全固体リチウムイオン電池(LiB)を開発したと発表した。試作品を15日から東京ビッグサイト(東京都江東区)で始まる見本市「国際二次電池展」に参考出展する。今後さらに高容量化し、宇宙航空関連製品や真空装置関連機器などに産業利用することを目指す。
4、燃料電池用ガス拡散層の薄さ半分、実現した帝人の独自技術
帝人は、厚さ50マイクロメートル(マイクロは100万分の1)と業界最薄クラスの燃料電池用ガス拡散層(GDL)を開発した。極細の繊維状炭素を独自の紙すき技術でパラ系アラミド繊維と組み合わせた構造。従来の炭素繊維シートのように撥水(はっすい)性のマイクロポーラス層(MPL)を付与する必要がないため、薄くて低コストにできる。新GDLにより燃料電池の小型化・高性能化とともに、これを用いた新たな電極膜の共同開発につなげる。
5、X線検査で世界最高分解能、東レが開発したセル方式蛍光体パネルがスゴい
東レは、デジタルX線検査で世界最高分解能を実現できるセル方式によるシンチレータ(蛍光体)パネルを開発した。画素ごとに隔壁を設けるセル方式で厚み400マイクロメートル(マイクロは100万分の1)、線幅20マイクロメートルの隔壁を実現。溶接継ぎ手の放射線透過試験方法のJIS規格で最も厳しい基準を達成した。2024年に原子力発電所の配管検査や航空機部品検査などで新型シンチレータの実用化を目指す。