【中文】
1、利用微波加热溶解锂矿石的高超技术减少90%的CO₂排放量
量子科学技术研究开发机构的中道胜小组领导和微波化学(大阪府吹田市吉野严社长)开发出了利用微波加热溶解锂矿石的技术。用碱加热处理后用酸溶解。可以在低温下提纯,减少90%的二氧化碳(CO₂)排放量。也可应用于锂以外的稀有金属矿物。
2、日本JAXA和索尼集团共同开发的“高精度惯性传感器”
JAXA与索尼集团共同研究开发了小型高精度惯性传感器(IMU)。IMU由捕捉平移运动的加速度传感器和捕捉旋转运动的陀螺仪传感器构成,具有检测人或物的运动,并追踪快速动作的特性。可用于从相机的震动补偿到陆海空的移动领域,甚至人工卫星的姿态控制等广泛的领域。
日本东北大学的加藤俊显副教授和金子俊郎教授等人利用可见光透射率为80%的透明太阳能电池成功发电420 皮瓦 (皮瓦是1兆分之一瓦)。由于低耗电量的热传感器只需100皮瓦左右就能驱动,因此发电量已达到了实用水平。透明太阳能电池可以安装在眼镜、皮肤等各种各样的地方。
日本金属公司试制出了采用具有高室温成形性和强度、导热率特点的“ZA系镁合金材料”的异形压延产品。该合金材料制成过程中运用了不锈钢和特殊钢培育的异形压延技术、计算机利用分析(CAE)技术。今后将应对面向汽车等的顾客需求。
5、新一代太阳能电池“钙钛矿”串联型世界最高性能 东大转换效率达26%
东京大学的濑川浩司教授和中村元志研究生等人利用被认为是下一代太阳能电池的钙钛矿太阳能电池实现了26.2%的转换效率。该产品与轻量柔性的CIGS太阳能电池组合而成,具有世界最高性能。有实现转换效率超过30%的可能性,除了建筑物墙面等的发电外,还有望扩大应用于电动飞机和无人机等需要轻量化的领域。
【日本語】
1、CO₂排出量90%削減、リチウム鉱石をマイクロ波加熱で溶解させるスゴい技術
量子科学技術研究開発機構の中道勝グループリーダーらとマイクロ波化学(大阪府吹田市、吉野巌社長)は、リチウム鉱石をマイクロ波加熱で溶解させる技術を開発した。アルカリで加熱処理した後に酸で溶解させる。低温で精製でき二酸化炭素(CO₂)排出量を90%削減できる。リチウム以外のレアメタル鉱物にも応用できる。
2、JAXAとソニーグループが共同開発した「高精度慣性センサー」
JAXAは、ソニーグループとの共同研究で、小型の高精度慣性センサー(IMU)を開発した。IMUは、並進運動を捉える加速度センサーと回転運動を捉えるジャイロセンサーで構成され、人や物の動きを検知し、速い動作にも追従する特性を有する。カメラの手振れ補正から陸海空のモビリティー分野、さらには人工衛星の姿勢制御にいたるまで幅広い分野で活用されている。
3、透明な太陽電池の発電量を実用レベルに、東北大が実現した意義
東北大学の加藤俊顕准教授と金子俊郎教授らは、可視光透過率80%の透明な太陽電池で420ピコワット(ピコは1兆分の1)の発電に成功した。低消費電力な熱センサーは100ピコワット程度で駆動するため実用レベルの発電量が得られたという。人が認識できないほど透明な太陽電池は眼鏡や肌などさまざまな場所に設置できる。
4、日本金属が試作、マグネシウム合金を用いた異形圧延製品のスゴイ実力
日本金属は高い室温成形性と強度、熱伝導率が特徴の「ZA系マグネシウム合金材」を用いた異形圧延製品を試作した。同合金材に対しステンレスや特殊鋼で培った異形圧延技術、コンピューター利用解析(CAE)の技術を駆使。今後、自動車向けなどの顧客ニーズに対応していく。
5、次世代太陽電池「ペロブスカイト」タンデム型で世界最高性能、東大が変換効率26%
東京大学の瀬川浩司教授と中村元志大学院生(当時)らは、次世代太陽電池として期待されるペロブスカイト太陽電池で変換効率26・2%を達成した。軽量でフレキシブルなCIGS太陽電池と組み合わせたタンデム型で、世界最高性能という。変換効率30%超を実現できる可能性があり、ビル壁面などでの発電のほか、電動航空機やドローンなど軽量化が必要な分野へ用途拡大が見込まれる。