大阪燃气子公司KRI开发出了一种使用微型处理机来高效生产直径10微米至3厘米的亚克力树脂聚合物的技术。硬化时使用的是LED紫外光。和以往用反应池来加热的方法相比,消耗的能量为其1/250。生产相同大小的粒子时不会产生废弃的微塑料,对环境十分友好。
微型处理机是20*30cm的树脂制的,内部的通路为三条小的管道汇集成一条的构造。通过调节左右的管道的出水量及中间管道的亚克力单体的量来调节成型的液滴大小,再通过紫外线硬化成聚合物粒子。
2、大阪市立大学成功将多孔体实现亲水性、期待用于骨再生医疗等方面
大阪市立大学研究院的白藤立教授的研究团队利用大气压等离子流成功于数秒至数分钟的短时间给绝缘多孔体附上亲水性的功能。用搬运等离子体的氦气流充盈多孔体的内部,可使材料内部快速亲水化。可以期待使用到骨再生医疗用的聚乳酸等树脂材料、高分子制造的微小反应装置微型处理机等上。
3、古河电工新开发的聚合物电瓷的性能
古河电气工业开发了聚合物至电瓷。比瓷器制的电瓷轻了1/7,施工也更方便。电瓷表面有疏水处理,抗污性更强,还可以减轻火灾时的漏电现象造成的破坏。目前使用在跳跃线(连接控制盘的电线)上,今后还会考虑使用到串接送电线主线的悬垂电瓷上,预计到2025年销售额达到10亿日元。
4、碳素纤维厂商目标瞄准宇宙·天空 向月球探查车供给部件
碳素纤维制造厂加大了开发宇宙、无人机等使用的碳素纤维强化塑料(CFRP)的力度。目前三菱化学向月球探查机供给部件、帝人使用了无人机向的水压容器。东丽加强了宇宙·无人机关联的开发。各公司利用兼具轻量、高强度的碳素纤维的特性拓展了各种用途。
5、1.1升水行驶100公里!燃料电池电动辅助自行车公开
近日,公开了搭载山梨县和山梨大学、日邦精密等产学研共同研发的日产燃料电池(FC)的电动辅助自行车。据悉消耗1.1升水就可以行驶100公里。比以往使用锂电池的自行车的续航距离更长。
燃料电池堆输出功率250瓦。电池堆、控制线路、水箱部分的重量大约为8公斤。今后应对小型轻量化的需求,目标重量为4公斤。
【日本語】
1、廃プラがゼロに。大ガスの子会社がアクリル樹脂ポリマー粒子を高効率生産
大阪ガス子会社のKRI(京都市下京区、川崎真一社長)は手のひらより小さいマイクロリアクターで直径10マイクロ―3ミリメートル(マイクロは100万分の1)のアクリル樹脂ポリマー粒子を高効率生産する技術を開発した。硬化に発光ダイオード(LED)の紫外光を使う。反応釜で熱する従来方法と比べ、エネルギー量は250分の1。同じ大きさの粒子だけを作れるため、廃棄するマイクロプラスチックがなくなり、環境負荷の低減につながる。
マイクロリアクターは幅2センチ×長さ3センチメートルの樹脂製で、内部の細い流路3本が1本に集約する構造。左右の流路から出る水の量、中央の流路から吐出するアクリルモノマーの量などを調節して決まった大きさの液滴(エマルション)を作り、紫外光を当てて硬化させポリマー粒子を作る。
2、骨再生医療の足場に活用、大阪市大が多孔体に親水性を持たせることに成功
大阪市立大学大学院工学研究科の白藤立教授らの研究グループは大気圧プラズマジェットを使い、数秒から数分の短時間で絶縁体の多孔体に親水性を持たせることに成功した。プラズマを伝搬するためのヘリウムガスを多孔体内部に浸透させることで、材料の奥まで高速に親水化処理ができる。ポリ乳酸などの樹脂で作る骨再生医療の足場や、高分子で作った微細反応装置のマイクロリアクターなどに活用が期待される。
3、古河電工が新開発、ポリマー碍子の性能
古河電気工業はポリマー製の碍子(がいし)を開発した。磁器製の碍子に比べ重量が約7分の1と軽く、施工しやすい。碍子表面の撥水(はっすい)性が良いため汚れにも強く、火災などにつながるトラッキング現象の被害を軽減できる。ジャンパー線(離れた位置にある制御盤などの間をつなぐ電線)向けで採用が始まっているが、今後は送電線の本線を吊る「懸垂碍子」向けにも展開し、2025年度に10億円の売り上げを目指す。
4、炭素繊維メーカーが宇宙・空を狙う。月面探査車に部材供給も
炭素繊維メーカー各社が宇宙、飛行ロボット(ドローン)向けで炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の用途開発に力を注ぐ。三菱ケミカルは月面探査車向けに部材を供給し、帝人はドローン向け水素圧力容器に使う。東レは宇宙・ドローン関連で開発の引き合いが増えている。軽くて強い炭素繊維の特性と長年培った各社ノウハウを生かし、用途拡大につなげる。
5、水素1.1リットルで100km走行!「燃料電池の電動アシスト自転車」事業化へ
山梨県と山梨大学は、日邦プレシジョン(山梨県韮崎市、古屋俊彦社長)などと共同開発した国産燃料電池(FC)を使用した電動アシスト自転車の試作機を公開した。水素1・1リットルで約100キロメートル走行可能。リチウムイオンバッテリーを使った従来の自転車に比べ大幅に走行距離が長い。
燃料電池スタックは出力250ワット。スタックや制御回路、水素タンク部分の重量は現状約8キログラムだが、今後小型・軽量化して約4キログラム以下を目指す。