【中文】
1、日本关西大学开发出能在一定温度下释放药剂的“凝胶”
关西大学的丰岛载人研究生和宫田隆志教授等人,以分子为模板,开发出了捕捉并分离药剂分子的温度响应性凝胶。将环状低聚糖环糊精固定在凝胶聚合物上,使其识别药物分子。凝胶收缩时环糊精夹住药物分子,凝胶膨胀时释放药物分子。凝胶的膨胀收缩通过温度来调整。未来将向药物递送系统(DDS)进行提案。
2、TDK lambda开发输出保持时间增加10倍的电源模块
TDKlambda日前宣布开发出了一种模块,该模块可以将停止供电时的电源输出时间延长约10倍以上。可支持通用电源,可通过增加模块延长输出保持时间。
如果与电源一起搭载在工厂的制造装置或机器人上,即使在停电或紧急停止等情况下也能保存数据。主要面向需求不断增长的半导体制造设备、工厂自动化(FA)设备、工厂用机器人等进行销售,目标是5年后实现2亿日元的销售额。
3、在空气中柔软变形的“roboblock”
山形大学的森智晴研究生和小川纯项目副教授、古川英光教授等人开发了软件模块型机器人block“MORI - A”。如果从硅酮制成的小方块中抽出空气,就会收缩或弯曲。组合这些动作可以构成机械手,也可以构筑多脚机器人。在面向产业的用途方面提出了抓握产品开发方向、在面向消费者的用途方面提出了益智玩具等产品开发方向。
4、重复利用CFRP碳纤维和树脂的高超技术
日本物质与材料研究机构和新结构材料技术研究组合开发了热固性环氧树脂的还原再利用技术。提出了将碳纤维增强塑料(CFRP)的碳纤维和环氧树脂分离,分别回收再利用的工艺。为联合国可持续发展目标(SDGs)12目标中的第五项“到2030年通过防止、减少废弃物的产生、再生利用和再利用大幅减少废弃物的产生”做出贡献。
5、电镀附着力提高5倍,适用于汽车零件的“酚醛树脂成型材料”
日本住友胶木公司开发出了超高电镀附着力的酚醛树脂成型材料“SUMIKON PM - Plamec系列”。通过独特的配合设计技术,实现了与以往的酚醛树脂成型材料相比提高约5倍的电镀贴合性。该产品将继续应用于一直以来以附着力为课题的汽车零件等领域,目标是利用该材料实现每年10亿日元以上的销售额。
【日本語】
1、薬物送達に提案、温度で薬剤を放出するスゴい「ゲル」開発
関西大学の豊島有人大学院生と宮田隆志教授らは、分子を型として薬剤分子を捕まえて離す温度応答性ゲルを開発した。環状のオリゴ糖であるシクロデキストリンをゲルのポリマーに固定し薬剤分子を認識させる。ゲルが縮むとシクロデキストリンが薬剤分子を挟み、ゲルが膨らむと薬剤分子を放出する。ゲルの膨縮は温度で調整する。薬物送達システム(DDS)などに提案していく
2、半導体装置向け狙う。TDKラムダが出力保持時間10倍にできる電源モジュールを開発
TDKラムダ(東京都中央区、八鳥佐内社長)は、電源への電力供給が止まった際に電源出力を装置へ供給できる時間(出力保持時間)を約10倍以上延長できるモジュールを開発したと発表した。汎用電源にも対応可能で、モジュールを増やすと出力保持時間を延長できる。
電源とともに工場の製造装置やロボットなどに搭載すれば、停電や緊急停止などの際でもデータの保存が可能になる。需要が伸びている半導体製造装置やファクトリーオートメーション(FA)機器、工場用ロボット向けなどに販売し、5年後に2億円の売り上げを目指す。
3、空気で柔軟に変形する「ロボブロック」
山形大学の森智晴大学院生と小川純プロジェクト准教授、古川英光教授らは、ソフトモジュール型ロボブロック「MORI―A」を開発した。シリコーン製のキューブから空気を抜くと縮んだり曲がったりする。この動きを組み合わせてロボットハンドを構成したり、多脚ロボットを構築したりできる。産業向けの用途ではグリッパー、消費者向け用途では知育玩具などに提案していく。
4、CFRPの炭素繊維・樹脂を再利用するスゴい技術
物質・材料研究機構(物材機構)と新構造材料技術研究組合(東京都千代田区)は熱硬化性のエポキシ樹脂を還元してリサイクルする技術を開発した。炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の炭素繊維とエポキシ樹脂を分離し、それぞれ回収し再利用するプロセスを提案する。国連の持続可能な開発目標(SDGs)の目標12の5「2030年までに廃棄物の発生防止、削減、再生利用および再利用によって廃棄物の発生を大幅に削減する」に貢献する。
5、メッキ密着性5倍、自動車部品に適用させる「フェノール樹脂成形材料」
住友ベークライトはメッキとの密着性に優れたフェノール樹脂成形材料「SUMIKON PM―Plamecシリーズ」を開発した。独自の配合設計技術で従来のフェノール樹脂成形材料と比べて約5倍のメッキ密着性を実現した。これまで密着性が課題となっていた自動車部品などへの適用を進め、同材料で年間10億円以上の売上高を目指す。