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港菱机构科技前沿
作者：港菱机构版权：港菱机构来源：港菱机构日期：2021-11-01 浏览量：2930 分享
【中文】

1、京都大学利用沉积氧化膜将碳化硅半导体性能提升6倍

京都大学研究生院工学研究科的木本恒畅教授等人，成功实现了碳化硅金属氧化膜半导体场效应晶体管(MOSFET)的高性能化。将独特的沉积方式的氧化膜用于在结晶表面的细小侧壁上制作氧化膜的“沟道型”MOSFET。与以往在晶圆表面形成热氧化膜的情况相比，性能提高了6倍以上。能源损失得到控制，碳化硅装置在电动汽车和产业机器等的活用值得期待。

2、快速诊断农业病虫害对策的人工智能活用法

日本农业·食品产业技术综合研究机构于2018年开设了久间和生理事长直属的农业信息研究中心，致力于面向农业的人工智能(AI)研究。考虑到普通人使用的场景，农研机构从3月开始面向农业信息服务商提供“AI病虫害图像诊断系统”，这也是其成果之一。农业团体和农药生产企业通过各服务企业构建病虫害影像诊断服务，从而为生产者提供诊断服务。

3、松下和丰田共同开发，测评手指伤害等级的“手指假人”

松下与丰田汽车共同开发了“撕裂伤测评手指假人”，用于在工厂使用机器时防止手指部受到的较轻的伤害。手指假人是在相当于人体骨头的芯棒部上，覆盖相当于皮肤的软材料(手指假人部)的构成。作为皮肤的软材料，是与实际人体的撕裂强度相同的独自开发品软材料。将手指假人夹在机器里，从软材料受到的伤害程度来预测和评价手指受到的伤害。

4、东京大学开发出用于功率半导体的高效散热结构

东京大学研究生院的盐见淳一郎教授的研究小组开发出了适用于高电压、大电流的功率半导体的高效散热结构。可以用作夹在发热体和加热器之间扩散热量的热扩散器。这是通过使用相对便宜的石墨，进行三维热流控制而实现的。同时实现了高散热效率和低成本，有望实现新一代功率半导体的高集成化和成本降低。

【日本語】

1、ＳｉＣ半導体の性能６倍に、京大が堆積酸化膜で実現

京都大学大学院工学研究科の木本恒暢教授らは、炭化ケイ素（ＳｉＣ）金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ（ＭＯＳＦＥＴ）の高性能化に成功した。独自の堆積方式の酸化膜を、結晶面の細かい側壁に酸化膜を作る「トレンチ型」ＭＯＳＦＥＴに使用。従来の熱酸化膜をウエハー表面に形成する場合と比べ性能を６倍以上向上した。エネルギー損失が抑えられ、電気自動車（ＥＶ）や産業機器などでＳｉＣデバイスの活用が進むことが期待される。

2、農業の病虫害対策を迅速に診断するＡＩ活用法

農業・食品産業技術総合研究機構は２０１８年に久間和生理事長直属の農業情報研究センターを開設し、農業向け人工知能（ＡＩ）研究に取り組んでいる。一般の人でも使えることを意識して開発しており、農研機構が農業情報サービス事業者向けに３月から提供している「ＡＩ病虫害画像診断システム」はその成果の一つだ。農業団体や農薬メーカーは各サービス事業者を介して病虫害画像診断サービスを構築し、生産者らに診断サービスを提供できるようにした。

3、パナソニックとトヨタが共同開発、指傷害を未然に防ぐ「指ダミー」の仕組み

工場の安全対策は指先から―。パナソニックは、工場で機械を使用する際、指部への比較的軽度な傷害を未然に防止するための評価用ツールとして「裂傷評価指ダミー」をトヨタ自動車と共同で開発した。

指ダミーは人体の骨に相当する芯棒部に、皮膚にあたる軟材料（指ダミー部）をかぶせた構成。皮膚に見立てた軟材料は、実際の人体と同程度と推定される裂傷強度を有した独自開発品。指ダミーを機械などに挟み込み、軟材料が受けるダメージの程度から指部へ傷害の予測と評価に役立てられる。

4、パワー半導体向けの高効率な放熱構造、東大が開発

東京大学大学院の塩見淳一郎教授らの研究グループは、高電圧・大電流を扱うパワー半導体向けの高効率な放熱構造を開発した。発熱体と加熱器の間に挟んで熱を拡散するヒートスプレッダーとして利用できる。比較的安価なグラファイトを用い、３次元的な熱流制御を行うことで実現した。高放熱効率と低コスト化を両立し、次世代パワー半導体の高集積化やコスト低減につながると期待される。
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【日本語】

1、ＳｉＣ半導体の性能６倍に、京大が堆積酸化膜で実現

2、農業の病虫害対策を迅速に診断するＡＩ活用法

3、パナソニックとトヨタが共同開発、指傷害を未然に防ぐ「指ダミー」の仕組み

工場の安全対策は指先から―。パナソニックは、工場で機械を使用する際、指部への比較的軽度な傷害を未然に防止するための評価用ツールとして「裂傷評価指ダミー」をトヨタ自動車と共同で開発した。

4、パワー半導体向けの高効率な放熱構造、東大が開発